三谷祭とは
元禄時代から受け継がれる三谷町の産土神、八劔神社と若宮神社の例祭。10月下旬に2日間にわたり町内各6区で奉納踊りを行うほか、日曜日にはサラシを巻いた半裸身の氏子達が、4台の絢爛豪華な山車を曳き町内を練り歩いた後、海に曳き入れる迫力満点の「海中渡御」が行われます。
4台の山車が八劔神社前に勢揃いします。それぞれに特徴のある立派な山車を、大勢の男性が力強く曳きまわし、若宮神社前を通り海へ向かいます。
日曜日には「海中渡御」が行われます。4台の山車が海に曳き入れられ、人々のかけ声や水しぶきと共に、三谷の海岸が熱気とエネルギーで溢れます。海の中を山車が渡っていく光景は迫力いっぱいでまさに圧巻です。
海中渡御は、三谷温泉前海岸にて日曜日の午前10時45分頃、渡御を知らせる号砲とともにはじまります。海を渡る順番は、上区の「剣の山車」を皮切りに西区の「恵比寿の山車」、北区「三蓋傘の山車」、中区の「花山車」と絢爛(けんらん)豪華な4台の山車が号砲とともに海の中へ。男衆約200人ずつに曳かれた山車は、沖合の浅場を約400メートルにわたって静かに進み、15分ほどで海から上がります。